グリーンマックス(以下GM)の「スカ線70系 6両セット」を組み立てる際、資料としてRMライブラリーや鉄道ピクトリアルなどを読みました。70系などと混在した編成は、模型でも再現したくなりますよね。
というわけでグリーンマックス(以下GM)の「サハ48・サロ45形キット」を組み立てます。
◆実車について
かつて横須賀線などで活躍していた車体長20m級2扉クロスシートの鋼製車両。GMキットはサハ48形を昭和6年製造、サロ45形は昭和5年製造をモデルにしています。
◆サハ48形は素組みで
特に改造はせずに、説明書通りに組み立てます。
このキットは屋根板と側板の間の隙間が目立たないように、側板と妻板上部にある溝に屋根をはめ込む設計になっています。屋根をしっかりはめ込むために、溝部分に余計な突起がないように下処理をしてください。
◆サロ45形の加工ポイント
この車両はトイレ設置に伴い、一部の窓が封鎖されています。
リベットが多いため窓埋めが難しい構造なので、窓サイズに切り出した厚さ0.35mmのプラシートをはめ込みました。隙間なくはめ込むコツは1000番くらいの細かい紙ヤスリで幅を微調整することです。固定にはタミヤセメント(流し込みタイプ)を使用しました。
◆車体の箱組み
先述した通り、側板と妻板上部の溝に屋根をはめ込む設計のため、屋根が浮き上がらないよう、溝部分には余計な突起がないよう下処理は確実にしてください。
旧型国電のキットは合わせ目を処理する必要がないので楽ですが、組み立ての際に接着剤がはみ出ると見た目が悪くなります。私の場合は難易度が高いのですが、妻板と側板をマスキングテープなどで仮止めしたあと、タミヤセメント(流し込みタイプ 速乾)を継ぎ目にさっと塗ります。塗る際は面相筆を使うと塗りすぎて表面が荒れたりするのを防げるのでオススメです。最後に裏面から瞬間接着剤の低粘度タイプを流し込んで補強・固定をしています。
今回はここまで
次回は車体の塗装編です。
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