副都心線仕様になった東京メトロ7000系(1次車+3次車)の8両編成を製作します。使用するのはJNMAで入手したコンバージョンキットで、工作内容は先に公開している営団7000系の記事とほぼ同じなので、こちらでは営団時代とは違う部分を中心に記載します。

◆側板の組み立て
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使用するのは、10年くらいのJNMAで出ていた側板のみを交換するコンバージョンキットです。エッチングキットを組み立てる経験はゼロに等しいので、ハンダ付けして側板を組み立てるだけでも苦労しました。乗務員扉もエッチングパーツになっていたのですが、サイズが大きすぎて側板にはまらなかったのでGMの営団6000系キットから切り出しています。

◆妻板の加工
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1次車の妻面を加工します。写真の左側が加工した妻面です。
営団時代はキノコ型の大型貫通路ですが、防災面を考えて後期型と同じような狭幅貫通路に改造されました。模型では妻面パーツに0.3mm厚のプラシートを貼り付けてお手軽に再現。また大型窓の貫通扉が新設されているので窓を拡大しました。

◆ランボード周り、パイピング加工
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1次車はランボードの足が見えるタイプなので、JR101系キットにあるランボードパーツを刻み、上からプラシートを貼り付けて製作しました。3次車は一見するとエコノミーキットと同形態に見えるのですが、ランボードが側板方向に直角に折れ曲がっていて、足を覆うようになっている形状。模型では0.1mm厚に0.5mm厚のプラシートを重ね貼りする方法で工作しました。
パイピング工作内容は、先に公開している営団7000系の記事をご参照ください。副都心線向けに改造された先頭車の配管は、副都心線対応に改造される際に、ヒューズ箱と配管が撤去されたので、模型でも撤去しています。

◆車体組み立て
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箱組みには瞬間接着剤を使用しました。また1次車の屋根にはベンチレーターがありません。GMの「地下鉄用クーラー (品番 8065)」にベンチレーター撤去跡の蓋を再現するパーツが付いていますが、出っ張りが大きすぎるので0.3mmのプラ板で再現しています。
次回は車体塗装に入ります。


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