P1120372
完成間近の状態で記事更新が滞っていたグリーンマックス(以下GM)の「小荷物列車 PartⅡ」キットの製作の続きです。色々とまだ手を付けたいところがありますが、キリがないので今回の記事で完結とします。


◆床下機器の組み立て・塗装
P1120345
客車キットに共通することですが、床下機器パーツが一つずつ独立していて、説明書を見ながら所定の位置に取り付けます。両数があると数も多くて大変でした。取り付け後はタミヤの「フラットブラック」で塗装しています。


◆マニ36形(2116号車)の仕上げ
P1120355
各車両の仕上げについて紹介します。
マニ36は加工も一切せず素組みです。近い外観である2116号車を車番に選びました。
屋根上機器はGMの「ねずみ色1号」と「灰色9号」を1:1で混ぜたものを使用し、塗装後に屋根にゴム系接着剤で取り付けました。車体の表面保護にはGMの「クリアコート(半光沢)」を使用。クリア塗装は最後を若干砂吹きすると見た目がしっとりして見栄えが良くなるだけでなく、昔ながらの板キットのような表面の荒れも視覚的に誤魔化せます。これはJNMAの打ち上げの席でプロモデラーの牛久保孝一さんに教えていただきました。
最後に窓セルを貼り付けて、床板と台車(TR23)を取り付けて完成です。


◆マニ60形(2424号車)の仕上げ
P1120359
こちらも素組みで、車番は2424号車を選びました。
屋根上機器はGMの「ねずみ色1号」と「灰色9号」を1:1で混ぜたものを塗装後に取り付け。車体の表面保護にはGMの「クリアコート(半光沢)」を使用し、最後に若干砂吹きにすることで、見た目をしっとりとさせました。
最後に窓セルを貼り付けて、床板と台車(TR11)を取り付けて完成です。


◆オユ10形(2555号車)の仕上げ
P1120365
中央郵便研修センターにいる2555号車
をモデルに加工しています。
車体の表面保護にはGMの「クリアコート(半光沢)」を使用し、最後に若干砂吹きにすることで、見た目をしっとりとさせました。
窓セルは付属パーツをそのまま使用しましたが、郵便マークはくもりガラスのようなので、気になる方は裏面から白いシートを貼り付けると良いかもしれません。最後に床板と台車(TR50)を取り付ければ完成です。


◆マニ44形(2126、2122号車)の仕上げ
P1120368
こちらも素組みです。
車体の表面保護にはGMの「クリアコート(半光沢)」を使用し、最後に若干砂吹きにすることで、見た目をしっとりとさせました。
この製品には印刷済みのガラスパーツが封入されていますが、はめ込みづらいので真ん中で2分割にすると取り付けしやすくなります。最後に床板と台車(TR232)、最後尾になる車両には付属のダミーカプラーを取り付けて完成です。



<あとがき>
P1099879
完成した車両は11月末の修善寺・花月園での模型合宿で走行させました。
今回はオユ10形以外は素組みをし、その代わりに塗装と色差し、表記入れにこだわってみました。現在はKATOなどから完成品として出ているものばかりですが、細かいディテール面はさておき、第一印象は見劣らないのではと思います。そして自分で組み立てたほうが愛着が湧きますよね。
荷物列車は10両などでの運用が多かったそうなので、追加製作も検討しています。


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村